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用語解説

アウトオブサンプル(OOS)とは?

アウトオブサンプル(OOS・Out Of Sample)とは、EAのパラメータを決めるときに 使わなかった期間のことです。逆に、最適化に使った期間をインサンプル(IS)と 呼びます。EAの成績をインサンプルだけで評価すると、そのEAは「答えを見てから解いた テスト」の点数を報告していることになります。

なぜ分ける必要があるのか

バックテストのパラメータを細かく調整すると、過去の値動きの偶然のくせにまで 形を合わせられてしまいます(カーブフィッティング)。合わせ込んだ期間の成績は いくらでも良く見せられるので、その数字には情報がありません。意味があるのは パラメータを決めたあとで初めて当てたデータでの成績です。

実運用そのものが究極のアウトオブサンプルですが、それでは判断材料が たまるまで何ヶ月もかかります。そこでバックテストの期間を分割し、後半を 最適化に使わずに取っておく方法が使われます。

タシカメFXでの扱い

登録された事前バックテストについて、決済時刻の順に並べた取引の後ろ30% (実運用に時期が近い側)を BT-OOS と呼び、この区間から作った期待バンドとの比較を 既定で表示します。合わせ込みの影響を受けにくい、より現実に近い期待水準になるため、 バックテスト全期間の見かけの良さに引きずられずに比較できます。

合わせ込み自体を見るのはサマリータブの IS/OOS 分割表です。前半(IS)と 後半(OOS)の件数・平均・勝率・合計・PF を並べ、OOS の平均リターンが IS に対して どれだけ落ちているかを表示します。

あわせて、EA詳細の収益タブでは BT-OOS 区間の平均とばらつきから引いた期待の箱と、 実運用の実分布を箱ひげ図で並べ、中心とばらつきのずれを表示します。「合計では 勝っているが、バックテストとは別の挙動になっていないか」を確かめられます。詳しくは 乖離モニタリングトレード分析をご覧ください。

読むときの注意

後ろ30%という区切りは、実運用に時期が近い区間を機械的に取り出すための 決めごとです。EAの開発時に実際どこまでを最適化に使ったかは、開発者本人しか 知りません。また分割は取引件数で行うため、区間の長さは取引頻度によって 変わります。取引数が少なければ分布の推定はその分だけ粗くなります。表示される内容は過去データにもとづく統計的な情報提供であり、投資助言では ありません。

よくある質問

OOS区間はどうやって決まりますか?

登録された事前バックテストの取引を決済時刻の順に並べ、後ろ30%を機械的に取り出します。実運用に時期が近い側を基準にするための決めごとです。

インサンプルの成績は見られませんか?

見られます。サマリータブに IS(前)/OOS(後) の分割表があり、区間ごとの件数・平均・勝率・合計・PF を並べています。期待バンドの比較先は「アウトオブサンプルで比較 / 全期間で比較」で切り替えられます。

関連する用語

期待バンドとは?

期待バンドとは、運用開始前のバックテストの取引列から統計的に作った「実運用の成績はこの範囲に収まるはず」という帯のことです。作り方と読み方を解説します。

EAの劣化(エッジの消失)とは? どう検出する?

EAの劣化とは、過去に有効だった優位性が相場の変化で薄れることです。期待バンド・OOS比較・ローリング指標・SPRTの4つの見方を解説します。

バックテストとフォワードテストの違いは?

バックテストは過去データでの検証、フォワードテストは未知の値動きでの検証です。両者が乖離する代表的な原因と、確かめ方を解説します。

関連する機能

乖離モニタリング(自動ステータス)

事前バックテストから作った期待バンドとライブ実績を突合し、EAごとの乖離ステータスを自動更新。「想定どおり動いているか」を統計で確かめられます。

トレード分析(RR・セッション別・分布)

リスクリワード・損益分布・保有時間・ロット推移、東京/ロンドン/NYのセッション別成績、1トレード分布の箱ひげまで。平均値では見えない癖を分解します。

最終更新: 2026-09-08

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ご注意: 本サービスが提供する統計指標・スコア・ステータス表示は、接続された過去の取引データとバックテストに基づく統計的な情報提供であり、特定の金融商品の売買の推奨や投資助言を行うものではありません。過去の成績は将来の成果を保証しません。詳細は利用規約をご覧ください。
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